離婚歴のある方でもお相手を探す為に結婚相談所を利用するというのは、最早珍しくもなんともなくなってきています。ですが結婚相談所を使った婚活の中で、気になるお相手の方とお見合いをする際、どのような格好をすれば良いのかについて悩む方が多いのもまた事実です。なので今回は、結婚相談所でのお見合いにおいてふさわしい服装とはどのようなものかについて解説してきます。
結婚相談所でのお見合いとは
ではそもそも、結婚相談所でのお見合いとはどのようなものなのでしょうか。まずお見合いに至るまでの流れですが、
- 自分から気になる相手にお申込みをして、それをお相手が承諾する
- お相手の方からの申し出があり、それにあなたが承諾する
のどちらかのパターンによって、お見合いは成立します。
成立する前もした後もそうですが、基本的には結婚相談所を介してやり取りをするので、直接お相手の方と連絡を取り合う事はありません。
成立した後はさっそくお見合いがセッティングされますが、希望日時などを伝えたら基本的には相談所の方任せとなります。
場所はホテルのラウンジ等で、時間は1時間程度というが一般的です。
そこで初めてお相手の方と直接お話ししてみて、気に入ったなと思えば翌日までに相談所の方にその旨を伝えて、お相手も同じくOKだった場合に、交際がスタートする。というのが一般的な結婚相談所でのお見合いの流れになります。
女性の服装は、清楚感を意識する
では、そんな結婚相談所でのお見合いに際して、どのような服装が望ましいのかについて解説していきます。
男性ウケする服装はワンピース
まずは女性のファッションについてですが、全般的にどのような服装が男性受けするのでしょうか。一番の鉄板コーディネートは「ワンピース」です。男性でワンピースが嫌いな人はいないといっていいほどに、非常に男性受けしやすい服装です。しかも、意外とワンピースは自分の個性を出せるようなバリエーションも豊富で、その日の気分や好みに合わせたデザインをチョイス出来るのも良い点として挙げられます。
ブラウスとスカートの組み合わせも好印象
ワンピース以外だと、ブラウス+スカートという服装も良いです。ふわっとしたフレアスカートを柔らかい素材のブラウスと合わせる事により、より一層女性らしい柔らかさを表現する事が出来ます。
靴はヒールよりも歩きやすいパンプスを選びましょう。服に合わせた同系色のカラーのものを選ぶなど、全体のバランスを見てコーディネートするのがポイントです。
全体的な服装のキーワードは「清楚感」と「女性らしさ」です。この二つをどれだけ押さえる事が出来るかが重要であり、だからこそ女性らしい王道のスタイルこそが、最も相応しい服装と言えるのです。
地味すぎる服装は避けた方がよい
逆に避けるべき服装としては、地味目で暗いカラーばかりを取り入れた、女性らしさをあまり感じさせない雰囲気の恰好です。どれだけ魅力的な女性でも、地味な格好をしているだけで初対面の印象は悪くなってしまいます。ノーメイクなんてもってのほかです。同じ理由から、出来ればパンツスタイルよりもスカートの方をオススメします。
小物やアクセサリーでワンポイント
また、小物類に目を向けると、アクセサリーなども上手く使えば女性らしさをぐっと引き上げることが可能です。こちらのポイントは揺れるアクセサリーをチョイスする事です。揺れるピアスやネックレスをチョイスする事で、男性の目が自然と自分の方に向くようになります。逆にアクセサリーで注意すべき点としては、あまりにも華美でゴテゴテとしたものは付けないようにする事です。
女性の年代別ファッションのポイント
全般的なポイントを押さえたところで、次に年代別ファッションのポイントについて見て行きます。
20代女性のファッションのポイント
20代はとにかく「若さ」と「女性らしさ」を意識したコーディネートにしていきましょう。上記の全般ポイントを踏まえ、イメージとしては「清楚系女子アナファッション」を目指しましょう。ワンピースやブラウス以外にも、ニットと合わせたコーディネートも女性らしい可愛さを引き立てます。他には女性らしさを感じさせるためにも、いやらしくない程度の露出を加えるのもポイントとなります。肩や背中を少しだけ出した服装や、膝丈よりやや短めのスカートを履くなども良いでしょう。ただ、あまりにも度が過ぎると軽い女に見られてしまうので注意が必要です。
服のカラーはピンクや花柄を取り入れると、女子力をさらに高めてくれます。服の素材にも気を付けて、シフォン素材のものをチョイスすればよりガーリーに、ピンクのレース素材のスカートにすればちょっと背伸びした感じを演出する事も出来ます。
30代女性のファッションのポイント
30代では女性らしさを加えつつも、より「大人らしさ」を感じさせるような服装を選びましょう。キーワードは「上品さ」と「知的さ」です。同じワンピースにしても、黒やワインレッドのカラーにする事で、一気に落ち着いた雰囲気を醸し出す事が出来ます。その際には広がりのあるシルエットよりも、体にフィットしたタイトなシルエットを選ぶよう注意が必要です。体型が隠れるような服装はあまり婚活の場では好まれません。
スカートを履きたい場合は、タイトスカートがオススメです。ただ、こちらも素材や色には気を付けないと、仕事返りのOL感が出てしまう場合があります。休日デートでも使えるような黄色やオレンジといった暖色系のものや、上下白でまとめた清潔感のあるコーディネートがオススメです
40代女性のファッションのポイント
40代になると押さえるべき服装のポイントは20代～30代までとは大きく異なってきます。逆に30代までと同じファッションをしてしまうと「若作り感」が出てしまい、男性に対する印象は非常に悪くなってしまいます。40代ファッションのキーワードは「年相応」かつ「女性らしさ」を感じられる服装です。
例えばワンピースにしても、40代の場合は露出を控えめにして、丈もミモレ丈（膝からふくらはぎの真ん中が程度が隠れるくらいの長さ）のものを選択するのがベストです。色や柄も、ピンクや花柄といったものは避けて、シックなブルーやベージュといったカラーをチョイスし、素材もニットワンピなどを選んだ方がキレイ目でありながらも女性らしさを感じさせるコーディネートとなります。
トップスも、出来る限り直接的な露出は抑えた方が無難です。それよりも、レースなどの透け感のある素材でさりげなく露出をした方が、上品でありながらもセクシーな印象を与える事が出来ます。
年相応な服装を意識しながらも少しだけ隙を残す事によって、近寄りがたい印象を軽減し、柔らかい雰囲気を醸し出す事を意識しましょう。
男性がお見合いに着ていくべき服装
次に、男性がお見合いに着ていく服装の注意点について紹介します。
スーツやジャケパンがおすすめ
初対面の方とのお見合いおける男性のファッションについて、一番のオススメはスーツ、次点はジャケパンスタイルになります。というよりむしろ、これ以外の服装は避けた方が良いです。スーツスタイル以外だとどうしてもカジュアルな印象を与えてしまい、お相手の女性に「この人はあまり婚活に真剣じゃないのかも」と思われてしまうからです。それ以外の服装をするのは、お見合いをした後のデートをし始めてからで十分です。
スーツはサイズ感が重要
その為、男性はあまりコーディネートの余地が少ないので、むしろサイズ感などの方が重要になってきます。丈が合ってなかったり、ダボっとしたシルエットだったりすると、一気にダサく見えてしまいます。
ブランドや素材にこだわる前に、とにかくジャストサイズのスーツを着る事を大切にしましょう。
まとめ
以上が、お見合いにおいての年代別、男女別ファッションの注意点です。お見合いにおける服装は、合コンやデートの際に相応しい服装とはまた異なります。TPOをわきまえて「また次も会ってみたい」と相手に思って貰える事が何よりも重要なのです。「外見より中身」とはよく言いますが、まず相手に悪い印象を持たれないような服装にする事が、結果的にはあなたの魅力がきちんと伝わる事にも繋がるのです。
この記事をチェックした人は、こんな記事も読んでいます
